ゆるらいふろぐ

双極性障害持ちなりの世界を楽しく生き抜く記録

最高じゃない日も日常を過ごす

悲しいわけじゃないけど、楽しいことがなにもない。心の針が振れない。したいこともない。

そんな気持ちの日がある。今まではそんな日は「調子が悪い日」として仕事や学校を休んでいたりしたのだけど、この間健常者の友達と話していて、友達にもそんな日は普通にあるよと言われて衝撃だった。私にとって、今までは「楽しい日(調子がよくやる気がある日)」か「良くない日(調子が悪くやる気が起きない日)」の2択しかなかったのだけれど、そこに「フラットな日(楽しいわけではないが悲しいわけでもない日)」が新しい概念として現れたのだ。

フラットな日は特に楽しい気持ちになるわけではなく、仕事や家事がちょっとめんどくさかったり、タスクに集中できなかったり、食べたいものが特に思いつかなかったりする。けれど、淡々とその日やるべき仕事や家事を済ませ、好きなことをして早めに寝るという過ごし方もあるのだと知った。多少元気になってきてからはこういうフラットな日が多くて戸惑っていたのが光が差したように楽になった。集中力が続かずタスクを最速で終わらせられないことに軽い苛立ちや焦りのようなものを感じることもあったが、みんなそういうものだと知ってからは楽に取り組めるようになった。

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フラットな気持ちのなかでもちょっと上向きな日としんどめな日があって、ちょっと上向きな日は何に対してもあまりストレスなく淡々と時間を過ごせる。しんどめな日は頭がぼんやりしていたり、ふと体がずしんと重く感じたりする。感情の振れ幅と刺激を主なエネルギー源として動いている私にはこういった日はどう過ごしていいか悩んでいたけれど、今ならやり過ごせる。新しい武器を得た気分だ。

こういう日は仕事の日だと淡々と仕事をし、定時で帰って、できるだけ家事を放棄して、ゆっくりお風呂に浸かって早めに寝る。スマホを見る時間をできるだけ減らす。本をまったり読むのもいい。あとは、温かい飲み物を飲むのもおすすめ。時間と余裕があればストレッチをしたりして、できるだけ快適な環境を用意してあげる。そうして何日かやり過ごしていれば、いつかの日にふっと何かに心が動くのだ。